ここで言う独立系のタイプというのは、ホームページ制作をするために興された会社のことを指しています。したがって、本業がホームページ制作です。
またこのタイプの制作会社の特長としては、長くても社歴が10年程度ということです。企業がホームページを持ち始めてから、その程度の年月しか経っていないのですから、当たり前のことです。さらに、このホームページ制作の業界は、良くも悪くも、他の業界に比べて参入障壁が低いため、簡単なホームページの知識や、ちょっとしたデザイン能力があるだけで「ホームページ制作会社でもやるか」と起業する者も多いのが現状です。もちろん大変なノウハウを有しているしっかりした会社も多数ありますが、他の業界に比べて、小規模な会社が本当に沢山あるというのがこの業界の大きな特徴です。しかしそのような状況は、選ぶほうからすると、どこに頼んでよいのやら、非常に悩ましい限りです。
1人で営業しているフリーの人から、上場しているような会社まで、それをここで一まとめに話をするのは非常に困難です。ここでは、規模別の“傾向”として、以下に簡単にご紹介しておきます。
規模(従業員数)によるタイプ
●SOHO(Small Office Home Office)といわれる個人事業所です。SOHOの語源は、ニューヨークSOHO街のアーチストたちが、自分たちでサーバーを確保し、大企業と同等のマーケティング活動を開始したことに由来します。日本ではインターネットの普及ということもありますが、平成に入っての不況も手伝って、SOHOという仕事形態を選ぶ人が増えたとも言われています。仕事場は自宅あるいは、小さな事務所で、一人で受注し制作します。もともとは制作会社のデザイナーだったというような人が比較的多いようです。また、大手のホームページ制作会社に勤めていたウェブディレクターが同じように独立し、SOHOでいろいろな得意分野の仕事を請け負っている仲間を集め、1つのプロジェクトを完成させるということもあります。
●小規模なホームページ制作会社
10〜30人程度の規模の企業が、ホームページ制作会社には一番多いのではないでしょうか。ホームページ制作の仕事内容の分担から考えると、この程度の規模が制作会社では一番適正な大きさかもしれません。
●中・大規模のホームページ制作会社
30人以上の規模のホームページ制作会社は、この業界においては、大きな企業といえます。このような、中・大規模のホームページ制作会社はASPサービスや、SEO・SEMといった、ホームページ制作以外にも事業の柱をいくつか持っており、ホームページ制作後の付加的サービスが充実していることが多いようです。


